
血圧が高い方が使用してはいけない薬剤
市販されている医薬品には、何らかの疾患に罹っている場合に使用してはいけない場合があります。今回は、血圧の高い(高血圧)の人が注意すべき薬剤についてです。
⚠️ 高血圧に限らず何らかの持病のある方は、基本的に主治医への相談を優先させてください。
今回注意すべき薬剤として「総合感冒薬」「鼻炎薬」「鎮咳去痰薬」について説明します。結論として、鼻炎解消を目的として配合されている プソイドエフェドリン塩酸塩 は高血圧の方は使用できません。また、主にせき止めを目的とした ㎗-メチルエフェドリン塩酸塩 は、服用前に医師・薬剤師または登録販売者への相談が必要です。
両成分ともアドレナリン作動成分(交感神経に作用する成分)です。
プソイドエフェドリン塩酸塩はα受容体を強く刺激して血管を収縮させ鼻炎症状を改善しますが、同時に血圧を上昇させるため、高血圧の方は使用不可とされています。㎗-メチルエフェドリン塩酸塩はα/β受容体を刺激しますが血管収縮作用は弱く、主に気管支拡張による鎮咳効果を目的とします。使用不可ではないものの、服用前の相談が必要です。
プソイドエフェドリン塩酸塩はα受容体を強く刺激して血管を収縮させ鼻炎症状を改善しますが、同時に血圧を上昇させるため、高血圧の方は使用不可とされています。㎗-メチルエフェドリン塩酸塩はα/β受容体を刺激しますが血管収縮作用は弱く、主に気管支拡張による鎮咳効果を目的とします。使用不可ではないものの、服用前の相談が必要です。
📝 一口メモ:プソイドエフェドリンと覚醒剤(メタンフェタミン)
プソイドエフェドリンと覚醒剤であるメタンフェタミン(ヒロポン)はその化学構造が非常に類似しており、非合法な覚醒剤合成の原料として悪用されるケースがあります。
依存性はそれほど強くありませんが、長期・継続的な使用や大量使用では依存症になる可能性があります。用法・用量を守って使用しましょう。
