| 項目 |
内容 |
| 医薬品区分 |
一般用医薬品 |
| 薬効分類 |
かぜ薬(内用) |
| 承認販売名 |
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| 製品名 |
ベンザエースA錠 |
| 製品名(読み) |
ベンザエースAジョウ |
| 製品の特徴 |
- のどの痛み・ハレを抑えるトラネキサム酸と、柑橘類などに含まれるビタミンPの一種であるヘスペリジンを配合した総合かぜ薬です。
- かぜの初期などによくみられる「のどの痛み」「鼻水」などを緩和します。
- 解熱鎮痛成分アセトアミノフェンをはじめ7種の成分がバランスよくはたらいて、かぜのいろいろな症状を緩和します。
- 服用しやすい淡黄色小型の錠剤で、ご家族(6歳以上)のみなさまで服用いただけます。
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| 使用上の注意 |
■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる) |
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- 次の人は服用しないこと
- 本剤または本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 本剤または他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないこと
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬等)、トラネキサム酸を含有する内服薬
- 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと
(眠気等があらわれることがある。)
- 服用前後は飲酒しないこと
- 長期連用しないこと
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| ■相談すること |
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- 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
- 医師または歯科医師の治療を受けている人。
- 妊婦または妊娠していると思われる人。
- 授乳中の人。
- 高齢者。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
高熱、排尿困難
- 次の診断を受けた人。
甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍、緑内障、血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎)、血栓症を起こすおそれのある人
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
[関係部位:症状]
- 皮膚:発疹・発赤、かゆみ
- 消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振、胸やけ
- 精神神経系:めまい
- 呼吸器:息切れ、息苦しさ
- 泌尿器:排尿困難
- その他:過度の体温低下
まれに次の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
[症状の名称:症状]
- ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
- 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
- 中毒性表皮壊死融解症:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
- 急性汎発性発疹性膿疱症:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
- 薬剤性過敏症症候群:皮膚が広い範囲で赤くなる、全身性の発疹、発熱、体がだるい、リンパ節(首、わきの下、股の付け根等)のはれ等があらわれる。
- 肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
- 腎障害:発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
- 間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
- ぜんそく:息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
- 再生不良性貧血:青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
- 無顆粒球症:突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
- 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
下痢、口のかわき、眠気
- 5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
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| 効能・効果 |
かぜの諸症状(のどの痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、悪寒、発熱、頭痛、せき、たん、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和 |
| 効能関連注意 |
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| 用法・用量 |
次の量を、食後なるべく30分以内に、水またはお湯で、かまずに服用すること。
[年齢:1回量:1日服用回数]
15歳以上:3錠:3回
11歳〜14歳:2錠:3回
6歳〜10歳:1錠:3回
6歳未満:服用しないこと |
| 用法関連注意 |
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
- 用法・用量を厳守すること。
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| 成分分量 |
9錠中
| 成分 |
分量 |
| アセトアミノフェン |
900mg |
| d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 |
3.5mg |
| デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 |
48mg |
| dl-メチルエフェドリン塩酸塩 |
60mg |
| 無水カフェイン |
75mg |
| ヘスペリジン |
60mg |
| トラネキサム酸 |
420mg |
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| 添加物 |
ヒドロキシプロピルセルロース、無水ケイ酸、セルロース、クロスカルメロースナトリウム(クロスCMC-Na)、ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン |
| 保管及び取扱い上の注意 |
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管すること。
- 小児の手の届かない所に保管すること。
- 他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。
- ビンの中の詰め物は、フタをあけた後はすてること(詰め物を再びビンに入れると湿気を含み品質が変わるもとになる。詰め物は、輸送中に錠剤が破損するのを防止するためのものである)。
- 服用のつどビンのフタをしっかりしめること(吸湿し品質が変わる)。
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。
- 箱とビンの「開封年月日」記入欄に、ビンを開封した日付を記入すること。
- 一度開封した後は、品質保持の点から開封日より6ヵ月以内を目安になるべくすみやかに服用すること。
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| 消費者相談窓口 |
会社名:アリナミン製薬株式会社
問い合わせ先:「お客様相談室」
電話:フリーダイヤル 0120-567-087
受付時間:9:00〜17:00(土、日、祝日を除く) |
| 製造販売会社 |
アリナミン製薬㈱
会社名:アリナミン製薬株式会社
住所:〒541-0045 大阪市中央区道修町四丁目1番1号 |
| 販売会社 |
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| 剤形 |
錠剤 |
| リスク区分 |
第「2」類医薬品 |